あなたの使う名刺管理アプリが、個人情報漏洩とスパムメール攻撃の入口になっていませんか?

何故、スパムメールがこんなに来るのだろうか?

何故か、仕事で使用しているメールアドレスに、クレジットカード会社や、Amazonを騙った、スパムメ-ルが毎日届いてくる・・・。

これは、おそらく、多くのビジネスパーソンの悩みの一つでしょう。スパムメールを、毎日、機械的に整理するには時間が無駄ですが、さりとて、スパムメールの自動廃棄処理を設定すると、重要なメールも誤ってゴミ箱に分類されてしまうことがあり、重要なメールを見落とすリスクが増えます。

何故、こんなに、見え透いたスパムメールが、自分のアドレスに送られてくるのだろう、どこで、アドレスが流出したのだろうと、イライラされているビジネスパーソンも多いと思います。

しかし、実際あなた自身も、自分の取引先のメールアドレスを、知らないうちに国内外のスパムメール業者に情報提供して、スパムメール攻撃に加担しているかもしれません。

今、個人情報漏洩の原因の一つが、ビジネスで使われる名刺管理の無料アプリだからです。

名刺管理アプリは、個人情報流出の原因になっている

名刺管理無料アプリは、一時期、テレビCMなどでも盛んに流れていた有名なものも含め、多数あります。

名刺管理アプリに限らず、現代のスマホ社会に生きる我々は、無料アプリを使用する場合、そのアプリ業者が、多大な開発費の回収と収益を、どこで得ているかということを、充分考えて使用しなければなりません。

アプリの世界は、「タダより怖いものはない」のです。

名刺管理無料アプリを、テレビCMなどで観て、そのまま自分のスマホにダウンロードし、自分が持っている名刺を、写真でアプリに読み込ませた経験がある方が、このコラムの読者の方にもおられるのではないでしょうか?

名刺管理アプリの多くは、スマホの端末に情報を保存するのではありません。業者のクラウドのサーバーに、情報を保持するように設定されています。このクラウドサーバーに保存されたビックデーターを、業者は、収益を得るために使用していることが、容易に想像できます。この顧客の中には、スパムメールを送るサイバーテロ業者や、サイバーテロを仕掛ける国の「企業舎弟」がいる可能性があります。

更に、問題なのは、SNSと自動連携をされる名刺管理アプリが多い点です。このようなアプリに名刺情報をアップさせれば、その行動自体が、取引先の個人情報を不特定多数のヒトに晒す個人情報漏洩行為にもなってしまいます。

会社が、このようなアプリを従業員に使用させることを認めていれば、会社ぐるみの、個人情報漏洩行為という、社会的な批判を受ける可能性があるのです。

グループウェアの、連絡先情報の共有機能も、情報漏洩の危険がある

サイボウズなどのグループウェアでも、個人の社員が登録した連絡先を会社のグループウェアで共有できる設定が多く使われています。

しかし、特に、テレワークが増えている昨今、グループウェアに入るメンバーは、守秘義務を自覚する社員ばかりではなくなっているのではないでしょうか?

短期間のアルバイトや、有期派遣社員。勿論、正社員の中にも、借金で困っているヒトや、会社に遺恨を持って退職を考えているヒトもいるかもしれません。

これらの方が、グループウェアのメンバーに入り、他の社員が登録した名刺情報を共有できるようになっていませんか?

グループウェアに共有されれば、その個人情報を抜き取り、それを売却することはメンバーなら、非常に簡単なことです。この抜き取った情報は、おカネになるのです。

国際間の対立の激化は、サイバーテロのリスクを増やしている

ロシアがウクライナに侵攻し、中国の台湾進攻が現実味を帯びる中、日本や日本企業が、軍事目的のサイバーテロの標的にされる危険性は、近時、益々高まってきています。

会社の仕事で受け取った名刺情報は、決して、個人の好き勝手に利用できるものではありません。社員の無意識のアプリ利用や、グループウェアでのメンバーに対するグループ公開が、取引先に、大きなリスクを齎す危険性は、益々高まっています。

アプリ利用やグループウェアのルールや基本設定、名刺管理の注意点など、今一度、総務部門や法務部門・情報管理部門は、注意を払いたいものです。

以上、参考になれば幸いです。

続く

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